贈り物の定番になりつつあるプリザーブドフラワーですが、「プリザーブド」という言葉があまり馴染みがないのでプリザードやブリザーブなど間違えられることもしばしば…お店では「プリ」と省略したり、「枯れない夢のお花」とご説明させて頂いております。

詳しく説明すると…
プリザーブドとは英語でpreservedと書きます。もとの単語は”保存する”という意味の単語preserve(プリザーブ)。この単語の語尾にed(ド)がつくと「~された」という受け身の意味合いになり”保存された”となります。中学の英語を思い出しますね。ベイクド(=baked)チーズケーキやボイルド(=boiled)エッグなどと同じと考えれば少し分かりやすいかもしれません。

ちなみに海外ではpreserving flowerだったり、単にpreserveと表記されていることもあるので、プリザーブドという一番言いにくい呼称が日本で広まったのは謎ですね。

では枯れないプリザーブドフラワーの正体は何かと言うと、「水分が全く含まれない状態のお花」になります。

加工の手順はというと

①アルコール溶剤に浸すことで、お花に含まれる水分をアルコールに置き換えます(アルコール置換)。

②ポリエチレングリコールなどの蒸発しない溶剤によって着色する。

つまりプリザーブドは、同じく水分が無い状態のドライフラワーと違って、水の代わりに別の溶液が浸透しています。そのため本物のお花と同じような感触を維持できる訳です。さらにもう一つ、水分がアルコールに置き換わる時に色素も取り除かれるため、その後新しい溶液の色を浸透させることが出来ます。これにより多種の色をもつプリが存在するのです。

もしお店で見かけた方は、「保存されたお花」と言ってしまうと可哀想なので、ぜひ「プリ」と呼んであげて下さい。