ハーバリウムって何ぞや??

こんにちはすけまるです(*^_^*)

今回は何かと話題のハーバリウムについて書こうと思います♪

いつも通りハーバリウムとは植物標本のことで…といった情報はグーグル先生に聞いて下さい。
ぶっちゃけハーバリウムって安全なの?いつまで持つのかなどの取扱店の生の声をお届けできたらと思います。

【ハーバリウム3つの疑問】

  1. 中に入っているものは何?
  2. 取り扱い方法や持ちは?
  3. どこで買えばいいの?

まず中に入っているのものについて。これは透明な液体がオイル、お花はドライフラワー・プリザーブド・アーティフィシャルフラワー(造花)などになります。

うちの仕入先では、リキッドオイルとシリコンオイルの2種類があって、それぞれの特徴としては…
・リキッド→さらさらしている、お花の調整がし易い、入手が簡単etc…
・シリコン→少し粘度がある(ドロっとしている)、色が抜けにくい、引火点が低くないetc…

このオイルですが、一般的に販売されだす前はベビーオイルで代用可能などの情報が出まわっていましたが、それはやめたほうがいいですw

そもそもバーバリウム自体が知られるようになってからあまり年数が経過しておらず、まだまだ分かってないことが多いです。特に花材との相性は販売店が試行錯誤している段階で、ものによっては色が溶け出したり、抜けたりします。

ちなみに見落されがちな引火点にも注意が必要で、引火点が低いオイルの場合取り扱い許可が必要なものもあります。それらを総合的に判断した結果、少し値段は高いですがお店の作品にはシリコンオイルを使用しています。

もちろんリキッドの方も扱いが簡単で安価というメリットはあるので、どちらを使用しているかは販売店に確認することをオススメします(´・ω・`)

また取り扱い方法は、基本的に中に入っている花材により決まるかと思われます。特にプリザーブドの場合は日が当たる場所に置いてしまうと一発でアウトです。すぐに色が飛んでしまい(特にブルーなど)もとの見た目と大きく変わってしまいます。→プリザーブドの取り扱い

ディスプレイで1週間ほど外に置いていたハーバリウム↓

ショック(°□°)!!

ドライや造花であれば多少は問題ないですが、色が抜けるのがオイルの温度によって変わらないとも言い切れない(特にリキッドの場合)ので、やはり室内で光があたりにくい場所に置くのがいいですね。ただ光が透け、綺麗な見た目がハーバリウムの特徴なので、お店のディスプレイも悩みどころですw

持ちは最大で1年程度とお考え下さい。プリもそうですが、永久保存される訳ではないので色が抜けている様子も楽しみの一つと考えるのがベター。「ずっと綺麗だよー」はお花である以上ありえませんのでご注意を……

どこで購入すべきかですが、「ぜひとも当店で!!」

……と言いたいところですが、あくまで一般的な立場でいうと
①使用しているオイルを把握している
②瓶がハーバリウム専用のもの(100均のは漏れる)
③「取り扱いは特に注意することはないよー」って言わない店

この3つは最低限チェックして下さい。それでもまだまだ発展途上の商品という認識はお忘れなく…(´・ω・`)

最後に極端な話をすると、ハーバリウムはどなたでも作成できます。例えば100均の瓶に、通販で買ったオイルとクラフトショップの花材を入れればできます。ただその場合、万が一倒してしまったことに気づかず家を空けてしまい、太陽光で発火して帰ったら家全焼。。。

という可能性も0ではないので、安さだけを優先せず、きちんとしたお店で購入することを強くオススメします!

以上のことに気をつけて贈り物に最適なハーバリウムを母の日や誕生日に贈り物としてプレゼントしてあげて下さい♪

*特にワークショップをご自身でされている方へ*
もし事故が起こればハーバリウムの販売が出来なくなって色んなお店に迷惑をかけます。それも理解して貰いたいのでこの記事を書きました。
温カフェ店長すけまる

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